観葉植物を土を使わない「ハイドロカルチャー」で「植物のある暮らし」を提案する有限会社三浦園芸

水やり方法
植込材料別、基本的な水やり方法

水やりの方法は大きく二つに分類され、
「ハイドロコーン」、「木炭」、「カワラカルチャー」などの溜め水(腰水)タイプと、
「セラミス・グラニュー」、「エコ・スギバイオ」などの湿潤タイプがあります。

また、タイプ別で「エコ・スティック」(底面吸水タイプ)や「土/ピートモス」(掛け流しタイプ)等があります。

MENU
▼ 溜め水タイプ ▼ 湿潤タイプ ▼ 底面吸水タイプ ▼ 掛け流しタイプ
▼ スタンダードな水やり

溜め水(腰水)タイプ

土栽培と比べ水やりの回数が少なくて済むのが特徴です。
品種、季節によって水のない期間を調節して成長具合をコントロールできます。

  1. 前の水が無くなったら、鉢底に器の高さの1/5程度(根が1cm程度浸かる位置)の水を溜めてて管理します。
  2. 根に新鮮な空気を送り込んでやることも必要ですので、完全に水が無くなってから、水の無い期間を数日設けて、前回の水やりと同量を与えるようにしてください。
  3. 例外的に、水を好むシダ系植物などは、水を切らさないように与えます。
  4. 水の継ぎ足しは根腐れの原因となりますので、必ず前の水が無くなってから与えましょう。

■水位計がセットされている場合

浮きの原理で赤い針が水量によって上下(浮き沈み)します。
opt.表示の矢印(▽△)内が適正水量です。

■ここまでシールが貼ってある場合

植え込んで根の位置がわかりづらい商品に貼ってあります。ここまでと表示のある線までが適正水量です。
完全に水が無くなってから、数日あけて次回の水やりを同量与えます。

注)水位を保つことや、水が残っているにも係わらず水を注ぎ足すことは避けてください。水が汚れて根腐れの原因となります。古い水が無くなってから、または古い水を捨て切ってから新たに与えるようにします。

用土別水やり方法:ハイドロコーン/木炭
炭植えの場合、非常に水の残量が分かりにくいため、布などで用土の表面を押さえながら鉢を傾け、いったん中の水を捨て切ってから、鉢底から1〜2程度(根が1cm程度浸かるくらい)の水を与えても良いでしょう。

用土別水やり方法:リサイクルコーン(カワラカルチャー)
水を与えると色が濃くなります。乾いてくると徐々に薄くなるため、次の水やりのタイミングが一目瞭然です。土とは違い、清潔で部屋を汚さずお手入れも簡単。植物を取り扱ったことのない方でも、気軽に観葉植物を育てられます。

用土別水やり方法:レインボーサンド
前の水がなくなったら、器の容積の5分の1程度の水を与えて下さい。
カラーサンドが乾いて白っぽく粉を吹いたようになったら、鉢底から3分の1程度の水を与えて下さい。

 

湿潤タイプ

培地全体に水を含む方式で、鉢底に水が溜まるのは与えすぎのため好ましくありません。

  1. 用土が白っぽく乾燥してきたら、器の容積の1/5程度の量を与えます。
  2. 水を与えてしばらく経つと用土が水を含みますが、鉢底に水が溜まっているのは与え過ぎです。
  3. 与えすぎた時は布などで用土の表面を布などで押さえながら鉢を傾け、余分な水を捨ててください。わかりづらければ一旦水が器からあふれ出るまで入れ、そこから余分な水を器を傾けて捨て切ります。
  4. 霧吹きなどで水を与えるのは、表面上は潤っているように見えても、根まで水が行き届いていませんので、必ず まとまった水を与えるようにしてください。

■砂利や苔がのっている場合

一旦水が器からあふれ出るまで入れ、十分に水を含ませます。それから余分な水を器を傾けて捨て切ります。苔には霧吹きなどで水を与えることも重要です。
砂利や苔で器表面をカバーしているため蒸散量が少なく、水やりの回数は少なくてすみます。

 

用土別水やり方法:セラミス・グラニュー/エコスギバイオ

植物の種類、季節、置き場所などによって水やりのタイミングは変わりますが、植物の様子をよく観察しながら水やりのちょうど良いタイミングを見つけましょう。

エコ・スギバイオについての補足
時間がたつと土壌バクテリアの活動が弱くなります。
購入後3〜4ヶ月に1度程度、土壌活性剤「森の妖精」を5倍以上に薄め、水の代わりに与えると良いでしょう。

注)長期間、暗所で鉢底に水を溜めたままにすると空気が遮断され、カビやキノコが発生することがあります。

エコ・スティック(底面吸水タイプ)

スティックの底から伸びるヒモを水の中に浸けて管理します。
スティック部は水に浸けないようにします。水が無くなったら同量与えます。
水に直接根が浸からず、用土を一切使用しないため、水が汚れにくいことが特徴です。


注)水位を保つことや水が残っているにも係わらず水を注ぎ足すことは避けてください。水が汚れて根腐れの原因となります。古い水がなくなってから、又は古い水を捨て切ってから新たに与えるようにします。
土/ピートモス(掛け流しタイプ)

鉢底に穴が開いている器が使用されます。
一般的に「土」と呼ばれるものの水かけ方法で、土が乾いたら鉢底の穴から水が流れるまでたっぷりと与えます。水が流れなくなってから受け皿や鉢カバーへ戻します。


注)受け皿や鉢カバーに水を溜めると根腐れをおこしやすいので、水を溜めないでください。
スタンダードな水やり 陶器鉢の溜め水タイプ

ハイドロカルチャーの苗だけを購入した場合は、
水の溜まる器に苗をポトンといれるのが一番基本となります。

水やりは、鉢底より1cm程度水をいれて、完全になくなってから、次の水を与えます。根腐れの原因になるので水の継ぎ足しは、しないようにしてください。
陶器の器など、外から水が見えないものは、そうっと植物を持ち上げて、器の底をみて、水があるかないか判断するのが一番確実な方法です。

 

水位計は苗を持ち上げずに、器の水の残量がわかる、便利なグッズになります。水位は表示矢印の(▽△)内が適正水位量になります。
水位計をつける部分があるものもあります。(ないものもあるから注意してください)その場合には水位計をセットして使うとよいでしょう。ただし、スリット(鉢横の切れ込み)の部分に小さなハイドロコーンなどがはまり込んでしまうと、正確な水位がわからなくなってしまうので、自分の目で水位を確かめることも大切です。アジアンタム、ネフロレピスやプテリス、スパッティフィラム、ヤシ類など葉が柔らかくて、ふわふわした感じの植物が水を多く必要とする品種になります。これらは水を切らすと、葉がちりちりに枯れてもとには戻りませんので、ご注意ください。